作品展の予定
【漂】-ただよう- 花森重行 個展
【漂】-ただよう-
会期:2026.10.30(fri)---11.3 (tue)
時間:12:00-19:00 最終日17:00
会場:igu_m_art
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花森重行 個展
時間:12:00-19:00 最終日17:00
会場:igu_m_art
あまたの境界を
愉しみと共に漂うなかで
生は充たされていく
▪︎▪︎トークShow and 交流会▪︎▪︎
花森重行 and 案内人
▪︎▪︎トークShow and 交流会▪︎▪︎
花森重行 and 案内人
10月31日(土) 18:30~
絵をめぐる極私的考察 花森重行
「あなたの絵は入るのが難しい、もっとテキストで補足説明しなさい」と言われるので、とりあえず自分と絵の関係について書いてみようかと。
【自分にとっての絵】
絵を描くのはお絵かき教室や美術の授業くらい、特段絵を描くのが好きというわけでもなく、もちろん美術系大学とも縁はなし。
そんな私が、30代半ばに巻き込まれ事故のように突然絵を描き始めるわけです。
障害者アートやアウトサイダーアート、クヴィエタ・パツウォスカーやショーン・タン、ヤン・シュヴァンクマイエル、荒井良治、スズキコージ等の絵本と出会うなかで絵の自由さ・力強さを知り、絵を描くように。こういう絵だった絵を描いてみたいと、近くのイオンにスケッチブックとクレパス買いに行ったのが始まりでした。
そして少し大きな絵を描いてみたいと絵画教室の門を叩いたら、縁あって本格的な洋画の絵作りを学ぶことに。
アーティストのプロフィールとも思えない、行き当たりばったりの生まれつきの経過ですね。
そんな私が、30代半ばに巻き込まれ事故のように突然絵を描き始めるわけです。
障害者アートやアウトサイダーアート、クヴィエタ・パツウォスカーやショーン・タン、ヤン・シュヴァンクマイエル、荒井良治、スズキコージ等の絵本と出会うなかで絵の自由さ・力強さを知り、絵を描くように。こういう絵だった絵を描いてみたいと、近くのイオンにスケッチブックとクレパス買いに行ったのが始まりでした。
そして少し大きな絵を描いてみたいと絵画教室の門を叩いたら、縁あって本格的な洋画の絵作りを学ぶことに。
アーティストのプロフィールとも思えない、行き当たりばったりの生まれつきの経過ですね。
そもそも前職は人文科学系の研究者、文学や思想史を専攻し、評論も書いていました。
もともとの研究テーマが、「文学は世界を書くことができるのか?」「世界を認識するとはどういうことなのか?」という認識論的なもので、
そうしたテーマは今の絵にも繋がっています
。世界を描くことが出来るのか、世界を構成している要素とは何か、世界はどの時点で世界としてのカタチを成し始めるのかという問題を、
絵を通じて考えたいと思っているからです。
もともとの研究テーマが、「文学は世界を書くことができるのか?」「世界を認識するとはどういうことなのか?」という認識論的なもので、
そうしたテーマは今の絵にも繋がっています
。世界を描くことが出来るのか、世界を構成している要素とは何か、世界はどの時点で世界としてのカタチを成し始めるのかという問題を、
絵を通じて考えたいと思っているからです。
このように絵は私にとって手段です。不思議なものに出会うための手段です。不思議をカタチにするための手段でもあります。
この不思議を、世界のままならさ、偶然、簡単に制御はできない多様性、と言い換えることもできるでしょう。
それは自分の過去のトラウマと出会い直し、それを形にすることでもありました。
その意味で私にとって絵とは私小説的なものであり、誰かに褒められたりすることを想定したものではなかったりもします。
この不思議を、世界のままならさ、偶然、簡単に制御はできない多様性、と言い換えることもできるでしょう。
それは自分の過去のトラウマと出会い直し、それを形にすることでもありました。
その意味で私にとって絵とは私小説的なものであり、誰かに褒められたりすることを想定したものではなかったりもします。
【最近の絵】
私が墨を下地に使った絵を描き始めて三年ほど。安土桃山時代の水墨画が好きだったこともあり、水墨画的な下地を作ってみたらどうだろうかという思い付きから始まりました。
最初はひたすら試行錯誤、合う紙を求めて数十種類試してみたりも。
その過程で分かったのが墨の下地の扱いづらさ、ホントにままなりません。完全な統御は到底無理、結果は見てのお楽しみという世界です。
それはまた、ままならないものと向き合うという時間を私に強いることにもなりました。
そのなかで、たまたま産まれてしまった下地と向き合い対話するなかで産まれたのが今の私の絵のスタイルになっています。
様々な形や線と対話する中で、自分の独自性は生まれるのかなと考えています。言い方を変えると、多様な世界と出会おうとしているのが、私の絵だと考えています。
最初はひたすら試行錯誤、合う紙を求めて数十種類試してみたりも。
その過程で分かったのが墨の下地の扱いづらさ、ホントにままなりません。完全な統御は到底無理、結果は見てのお楽しみという世界です。
それはまた、ままならないものと向き合うという時間を私に強いることにもなりました。
そのなかで、たまたま産まれてしまった下地と向き合い対話するなかで産まれたのが今の私の絵のスタイルになっています。
様々な形や線と対話する中で、自分の独自性は生まれるのかなと考えています。言い方を変えると、多様な世界と出会おうとしているのが、私の絵だと考えています。
多様性をめぐっては様々な議論がありますが、どちらかというと多様性の周囲で言葉が飛び交い、
多様性そのものに触れてみようとする人は少ない気がします。私自身は、多様性は美しくも汚くもないと思っています。
それはただ多様性です。そこには、とてつもない強さや重力・痛みが混在しています。
ままならなさ、統御できない力の集合体でもあります。
そうしたものに触れるのはなかなかに困難だったりします。
そうしたままならないものとどのように出会うか、というのはまさしく現代的課題であり、私の絵を分かりにくいのは、そうした多様性と向き合おうとしているからともいえましょう。私の絵の不思議さを通じて、多様性と出会う一つの方法を感じてもらえたらなと思っています。
多様性そのものに触れてみようとする人は少ない気がします。私自身は、多様性は美しくも汚くもないと思っています。
それはただ多様性です。そこには、とてつもない強さや重力・痛みが混在しています。
ままならなさ、統御できない力の集合体でもあります。
そうしたものに触れるのはなかなかに困難だったりします。
そうしたままならないものとどのように出会うか、というのはまさしく現代的課題であり、私の絵を分かりにくいのは、そうした多様性と向き合おうとしているからともいえましょう。私の絵の不思議さを通じて、多様性と出会う一つの方法を感じてもらえたらなと思っています。
【略歴略歴】profile
2021年 全日本アートサロン絵画大賞展優秀賞(22.23.24入選.25佳作)
2022年 K2展(グループ展/京都市美術館別館、以後23.24.25に参加)
Free展(グループ展/windfallギャラリー・向日市、23.24.25.26年に参加)
サムホール公募展(windfallギャラリー、以後23.24.25.26年に参加)
2025年 滅びに瞬く(個展、午睡書架・京都)
花森 重行 Hanamori Shigeyuki
1975年 静岡県生まれ He was born in 1975 at Shizuoka prefecture in Japan.
1993年 大学進学で京都に移り住む
He have moved to Kyoto for enrolling in a university.
2008年 大阪大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)
He earned Ph.D. (literature) in 2008 at Osaka university.
2012年 アウトサイダーアート・障害者アート・絵本に触発され独学で絵を描き始める
【個展/グループ展/コンクール/受賞歴】 artist career
2019年 □覚反応実験展
(グループ展/スペース妙・京都。19.21.22.23.26年に計8回参加)
igu_m_art 周年記念『個』anniversary展vol.2参加(以後vol.3,7,8,9に参加)
igu_m_art 周年記念『個』anniversary展vol.2参加(以後vol.3,7,8,9に参加)
2021年 全日本アートサロン絵画大賞展優秀賞(22.23.24入選.25佳作)
2022年 K2展(グループ展/京都市美術館別館、以後23.24.25に参加)
Free展(グループ展/windfallギャラリー・向日市、23.24.25.26年に参加)
サムホール公募展(windfallギャラリー、以後23.24.25.26年に参加)
妙なる箱展(グループ展/スペース妙・京都)
2023年 第76回全関西行動展入選
同時開催の第5回新人発掘プロジェクトで新人発掘賞
2024年 京都二紀展研究生賞
2023年 第76回全関西行動展入選
同時開催の第5回新人発掘プロジェクトで新人発掘賞
2024年 京都二紀展研究生賞
第77回二紀展入選(78,79回も入選)
公募展 the Next(主催igu_m_art、シーサイドスタジオCASO・大阪)
公募展 the Next(主催igu_m_art、シーサイドスタジオCASO・大阪)
ヴィジョネア展(グループ展/法然院・京都。25も参加)
2025年 滅びに瞬く(個展、午睡書架・京都)
世界の襞に触れる(個展、Art Spot Korin・京都)
igu_m_art_festival(アートフェス、主催igu_m_art、六甲アイランド)
Our Blaydon Races(グループ展/Art Spot Korin)
京都二紀小品展(グループ展/ヒルゲート・京都、26も参加)
虚ろとコトバを交わすとき(個展、アートスペース柚・京都)
虚ろな泡に触れるとき(清原由季との二人展、堀江ベースCASO・大阪)
2026年 棚ぼた展(SADA, TOMO子との3人展/Windfall gallery・京都)
上野の森美術館大賞展入選
Date
2026年
10月30日 - 11月03日
2026年
10月30日 - 11月03日